BloodStained : Curse of the Moon 2 感想
ネタバレはなし、殴り書き程度の感想
Good Point
魅力的なキャラクター達
前作(無印)では、仲間たちは正直勝手についてきただけ感が溢れ「プレイアブルキャラクター」以上の感想を抱かなかったが、今作ではステージ間ごとにカットムービーみたいのが入り仲間間での雰囲気が伝わるようになり愛着が湧くようになった。前作のキャラクターも出てくるので数が多くなってるのだが、前作のキャラクターにも愛着が持てるような演出があったりと『ファミコンライクなゲーム』ながらもストーリー性を感じるものになった。
また、キャラクター一人一人がしっかりと性能が分かれてて被りがないのも良い。最高DPSを叩き出す斬月、上下左右に攻撃でき回復もできるドミニク、最高のタフさでゴリ押すハチ…場面に合わせて切り替えて進めるアクションは前作同様面白いものだった。
ハチはかわいいね
コナミチックなBGM
強くなったボス達
前作ではあまり強いといえるボスは少なかったが、今作のボスはどいつもかなり強い。ただ、プレイヤー側も強力な性能を持ったやつばっかなのでちゃんと考えればボスを倒せる絶妙さが楽しい。計画的なゴリ押しで攻略しよう!
いい意味でレトロライク
前作と同じだが、悪魔上伝説と同じでジャンプ中に方向転換できなかったり攻撃中は足が止まったりノックバックがデカかったりと、キャラクター達はどこか堅苦しく動く。ただ、ファミコンのゲームといえばジャンプ中に方向転換できるゲームの方が珍しく、この動きの難しさが故にサクサク進めてるときの気持ち良さが楽しい。筆者はチャレンジャー(ハドソン)やグーニーズ(コナミ)といったゲームが好きなのだが、今作はそれらの作品同様にサクサク動けてる時の爽快感が心地いい。うまく動けないときは殺意しかわかん
Bad Point
ボス戦からリトライポイントが遠い
一回ボスで死ぬ度に結構な距離を戻される。たしかにファミコンのゲームってこういうスタイルが多かった気もしなくもないが、純粋にボスの攻略に集中したいのにまた道中をやり直させられるのは面白くない。
仲間を失ったときの絶望感
仲間を使い分けて進むことを想定したステージが増えているため、仲間を失ったときの難易度の上がり方が急である。これが上記の問題点と結びつくため、筆者は結構な回数リトライボタンを押したが、そんなことをしているが故にテンポが少し悪い。ボス戦のリトライポイントさえ近くなればこの問題点は些細なものになると思う。
総評
前作よりも難易度は上がり、少し荒い面も見えるものの着実に面白くなっているCotMの続編。ゲーム性に惹かれる方が多いと思うが、ストーリーも前作よりちゃんとしたものになっているため単なるファミコンライクなゲームではなく、BloodStainedの正式な番外編として楽しめた。
ハチはかわいい